入口を選ぶ

Claude/Codexの始め方を入口別に選ぶ

最初は「どのAIが一番強いか」ではなく、「今の作業にどの入口が合うか」で選びます。 初心者ほど、いきなり仕事メールや会社データに入れず、個人フォルダ、私用Gmailの未読整理案、Webページの下書き確認のような低リスク作業から始める方が安定します。

入口最初に向いている作業
Codex Appローカルのファイルを触る、サイトを作る、表示確認する。
IDE普段のエディタ内で、コード理解や小さな修正を頼む。
CLIターミナル中心で、ビルドやテストを回しながら作業する。
Cloud長めの実装や調査を、別作業として任せる。
Claude Code計画から実装まで、長文文脈を保ちながら進める。
選び方

入口は作業の種類で決める

文章を一緒に考えたいならClaude、ファイルを読み書きして検証したいならCodex App、普段の開発環境で小さく直すならIDEが向いています。 入口を固定しすぎると、会話だけで済む相談を大げさにしたり、逆にファイル確認が必要な作業をチャットだけで済ませたりしがちです。 最初は「読むだけ」「提案だけ」「小さな変更だけ」の3段階に分けて、どの入口が安心かを試します。 迷った時は、外部へ影響しない入口を選び、結果を人間が確認してから次の段階へ進めます。確認結果は必ず記録します。

進め方

1日目、3日目、7日目でやること

AI作業環境は一気に完成させるものではありません。最初の1週間は、任せる範囲を小さくして、失敗しても戻れる形を作ります。

Day 1

読むだけで始める

まずは既存フォルダやメモを読ませ、要約とリスク洗い出しだけを頼みます。 この日は編集、削除、外部送信をさせません。AIがどの前提を誤解しやすいかを見る日です。

Day 3

最初の3ファイルを置く

AGENTS.md、project.md、learnings.mdのような入口、現在地、失敗ログを分けます。 毎回同じ説明をしなくて済む状態を作り、次回の会話で前提が戻るか確認します。

Day 7

小さな実例を1つ動かす

私用Gmailの未読分類案、ファイル名整理案、URL要約のように、外へ影響しない作業を1つだけ試します。 成功よりも、どこで人間が確認するかを記録することを優先します。

低リスク作業

最初にやる作業、まだやらない作業

AIに任せる範囲は、成果物の便利さよりも、失敗した時の影響で決めます。

最初に向いている作業

  • メモやフォルダ構成の要約
  • 未読メールの分類案づくり
  • 問い合わせ文や依頼文の下書き
  • Webページのtitle、H1、本文量の点検
  • 失敗ログを次回ルールへ変換すること

初心者がまだ避ける作業

  • 確認なしの削除
  • 確認なしの送信や投稿
  • 課金、購入、契約変更
  • 会社情報や顧客情報を含む作業
  • 戻し方が決まっていない一括変更
人間の境界

人間が確認する線を先に書く

Claude/Codexを使う時は、AIができることより、人間が止めることを先に書く方が安全です。 削除、送信、投稿、課金、公開、権限変更は、作業の終盤ではなく最初に確認事項として置きます。 この境界があると、AIの提案を怖がらずに試しやすくなります。